3日目終了時点で15アンダーで首位はセルジオ・ガルシアとクリス・ライリー。13アンダーでビル・ハーズ、12アンダーにスティーヴ・マリノ、ブラント・スネデカー、ジャスティン・ローズ、マイケル・アレン、ケヴィン・ステッドラーら5人が並ぶ。それにしてもガルシアはシーズン中はほとんど名前を聞かなかったのに、昨年同様シーズンが終わる頃になっていきなり調子を上げる。


ガルシアは最終日も好調で7番パー3までを3アンダー、18アンダーまでスコアを伸ばし、ほとんど勝負あったかに見えたが、それからいきなり崩れ出す。よくわからないままティ・ショットもアイアンもパットもすべてぶれ出して次の5ホールでボギー3つを叩き、15アンダーに逆戻り、まずジェイソン・ボーンに抜かれ、次にライアン・ムーア、そしてステッドラーと連続して抜かれる。


ムーアとステッドラーは共に17アンダーまでスコアを伸ばすが、二人とも18番パー4でボギーを叩き、ボーン、ムーア、ステッドラーの3人が16アンダーでレギュレイションを終える。ガルシアは18番で第2打をバンカーに入れ、これを入れれば彼もプレイオフだが、さすがにそれはあるまいと思われたサンド・ショットをカップに3インチまで寄せるが届かず、万事休す。ボーン、ムーア、ステッドラー3人のプレイオフになった。


18番のプレイオフはボーンが第2打をバンカーに入れ、第3打がバンカーを出ない。ムーアとステッドラーはパーで上がり、まず一人脱落。10番パー4はステッドラーが入れ頃の15フィートのバーディ・パットがあったが外し、二人ともパーでプレイオフ3ホール目の18番へ。


今度はムーアが第2打をカップまで10フィートにつけるが、ステッドラーは第2打を大きく右に曲げる。第3打のチップは15フィート残し、パー・パットを外して先にボギーで上がる。2パットで優勝のムーアはバーディ・パットを沈め、ツアー初優勝を飾った。15アンダー4位にガルシア、14アンダー5位にケヴィン・サザーランド、フレッド・カップルス、アレン、スネデカー、ローズの5人が入った。








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ウィンダム・チャンピオンシップ

2009年8月20日−8月23日   ★★★1/2

ノース・カロライナ州グリーンズボロ、セジフィールド・カントリー・クラブ

 
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