ワールド・ゴルフ・チャンピオンシップ: ワールド・カップ

2006年12月7-10日   ★★1/2

バルバドス、セント・ジェイムズ、サンディ・レイン・リゾート

今年はカリブ海のバルバドスで開催となったワールド・カップ、一瞬、バルバドスってどこだったっけと考えてしまった。キューバより南のカリブ諸国となると、頭の中で位置関係がはっきりしない。ウィキペディアによると国の人口は30万人弱で、世界全194国中171位だそうだ。30万人なんて、日本の地方都市より人口が少ない。

そのワールド・カップ、3日目のフォー・ボールを終わって首位は16アンダーのスウェーデン (カール・ペターソン/ヘンリク・ステンソン)。1打差15アンダーにエンゲル・カブレラ、アンドレス・ロメロのアルゼンチン、さらに1打差13アンダーにコリン・モンゴメリ、マーク・ウォレンのスコットランドがいる。その下4位にはイタリー、アメリカ、ウエールズ、スペイン、メキシコ、ドイツ、南アフリカの7チームが11アンダーで並ぶ。

最終日は一時アルゼンチンが抜け出すが中盤ボギーがかさみ、代わってスコットランドが首位に立つ。そこにスウェーデンとドイツが追いついて、3チームが16アンダーで並ぶ。勝負はこのまま3者でプレイオフかと思われたが、18番パー3でペーターセンが4フィートのパー・パットを外して脱落する。

スコットランドとドイツのプレイオフではモンゴメリとバーンハルト・ランガーの二人のティ・ショット共グリーン左のラフへ。ウォレンのチップはカップを6フィート・オーヴァー。一方のマルセル・シームは3フィートにつける。モンゴメリがパー・パットを外した後、ランガーは慎重にパットを沈め、スコットランドをうっちゃった。14アンダー4位には南アフリカ、13アンダー5位にアルゼンチン、アメリカ (スチュワート・シンク/J. J. ヘンリー)、スペイン (フェルナンデス/ヒムネス) が入った。日本 (平塚/谷原) は5オーヴァーで24チーム中23位といいところなし。



 
 
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