全米プロ・ツアー選手権

2006年11月2-5日   ★★1/2

ジョージア州アトランタ、イースト・レイク・ゴルフ・クラブ

今季のマネー・リスト上位30人で争われるはずのツアー・チャンピオンシップ、しかしランキング1位のタイガー・ウッズと3位のフィル・ミッケルソンがプレイをパス、スティーヴン・エイムスが腰痛で欠場と、最も重要なゴルファー二人を欠いた27人で争われる。エリート・ゴルファーで争われるはずが、そのエリート中のエリートが出場しないトーナメントでは、なんか盛り上がりに欠ける。

そのツアー・チャンピオンシップ、3日目終了時点で7アンダーで首位はアダム・スコット、4アンダー2位にヴィージェイ・シングとジョー・デュラン、3アンダー4位にジム・フューリックとレティーフ・グーセンが続く。最終日もスコットは安定してスコアを伸ばし、常に後続に2打以上差をつけ、危なげなく勝った。最終スコアはスコット11アンダー、8アンダー2位にフューリック、7アンダー3位にデュラン、6アンダー4位にグーセンが入った。

来季から大きくシステムの変わるツアー、8月からはプレイオフになり、シーズン最終戦のツアー・チャンピオンシップは9月になるそうだ。それがいったいどういう風にプレイに影響してくるかはわからないが、とにかくやってみないことにはなんとも言えない。ツアー・コミッショナーのティム・フィンチェンはシステムが変わることの宣伝に忙しいようだが、実際にプレイするゴルファーからは結構突き上げも食らっているそうで、まだどう転ぶかわからない。とにかく見る方としては、よりエキサイティングなゴルフになることを期待するしかない。



 
 
inserted by FC2 system