フライズ・ドット・コム・オープン
2006年10月12-15日 ★★1/2
ネヴァダ州ラスヴェガス、TPCアット・サマリン
近年インヴェンシス・クラシック、ラス・ヴェガス招待、ミシュラン・チャンピオンシップとスポンサーの一定しないこのトーナメント、今年からの新しいスポンサーは、流行りのドット・コム企業のフライズ・ドット・コムだ。とはいえ私はこの企業の名を聞いたのはこれが初めてで、ドット・コム企業とはいっても、では、何をしている企業なのかさっぱりわからない。それがコマーシャルを見て、どうやらIT/テクノロジー関係らしいと合点が行った。エイリアンが現れたりメイド・ロボットが登場したりする企業TVコマーシャルは、かなりおタッキーで面白い。
さて、そのフライズ、天候不良で土曜の日が暮れてもほとんどのゴルファーはラウンドを終えていない。日曜朝に第3ラウンドの残りを詰め込み、その結果、首位は19アンダーのトロイ・マティソン。18アンダー2位にチャーリー・ホフマン、15アンダー3位にダニエル・チョプラとビル・ハーズが続く。
最終ラウンドは伸び悩むマティソンが13番パー5でまさかのボギーを叩いたため、ベン・クレイン、フランク・リックライター、ホフマンら4人が20アンダーで並ぶ一幕もあったが、マティソンは14番パー3でバーディを奪ってまた頭一つ抜け出し、今度はリードを守りきってツアー初優勝を飾った。21アンダー2位にクレインとチプラ、20アンダー3位にリックライター、19アンダー5位にリー・ジャンセンとホフマンが入った。ジャンセンの名をリーダーボードに見るのは本当に久しぶり。
