フォード・チャンピオンシップ

2006年3月2-5日   ★★1/2

フロリダ州マイアミ、ドラール・ゴルフ・リゾート&スパ

初日8アンダー64で首位に立ったのは、ディフェンディング・チャンプのタイガー・ウッズ。2日目13アンダーで首位に立ったのはウッズとフィル・ミッケルソンとくれば、昨年の熱戦の再現を期待してしまう。しかしミッケルソンは3日目伸びず、結局3日目終了時点で17アンダーで首位のウッズを、15アンダーのダニエル・チョプラとリッチ・ビーム、14アンダーのデイヴィッド・トムズ、カミーロ・ヴィジェイガスが追うという展開。結局ミッケルソンはこの日イーヴン・パー72で、タグ・ライディングス、ディーン・ウィルソンと共に13アンダーに留まる。

最終日は早い段階で優勝はウッズ、トムズ、ヴィジェイガスの3人に絞られる。特にトムズは一時ウッズに1打差に詰め寄るが、それでも追いつくまでには至らない。またウッズは差を広げ始めるが、しかしウッズは17番パー4でまさかのボギーを叩き、21アンダーとなって、その時20アンダーで18番パー4をプレイしているトムズと1打差。しかしその18番でトムズも40フィートから3パットしてしまうこの日初のボギーで、ウッズに2打差与えてしまう。その最終ホール、ウッズはティ・ショットを右ラフに入れ、第2打もバンカーに打ち込んでんでしまうが、ボギーでも優勝のウッズは、そこから予定通りの安全に短めのバンカー・ショットからの2パット・ボギーで、昨年に続きフォード・チャンピオンシップ2連覇。

ウッズは今季2連勝の後、ニッサン・オープン途中リタイア、マッチ・プレイも3回戦敗退しているわけだが、これでまた軌道を元に戻したという感じ。最終スコアはウッズ20アンダー、2位トムズとヴィジエイガス19アンダー、3位フレデリック・ヤコブソン15アンダーだった。ミッケルソンはこの日1オーヴァー73で、通算12アンダー12位タイまで後退した。



 
 
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