今季プレイオフズ第2戦のドイツ・バンク、3日目を終わって13アンダーで首位はスティーヴ・ストリッカー、レティーフ・グーセン、ショーン・オヘアの3人、12アンダーにケヴィン・ナー、パドレイグ・ハリントン、スコット・ヴァープランクの3人が並び、その下もかなりひしめく混戦模様。タイガー・ウッズは4アンダー、フィル・ミッケルソンは2アンダーと、今回は二人とも圏外。


と思っていたら最終日の月曜日 (アメリカは9月第1月曜はレイバー・デイで休日のため、月曜最終で日程が組まれる)、夜、録画してあったヴィデオを再生するといきなりウッズが最初の7ホールで6アンダー、いきなり上位に肉薄するという話を聞いておおっと思う。しかしウッズはバック・ナインで2ボギーあり、結局この日8アンダー63、通算12アンダーでレギュレイションを終える。その時点で最終パーティはまだプレイしておらず、12アンダーが優勝スコアになることはないだろう。


実際、上位陣は順調にスコアを伸ばす。最初、フロント・ナインを4アンダーと好調のハリントンが一人16アンダーとなって単独首位、このまま行くかと思わせといて、バック・ナインでティ・ショットを左薮に2度打ち込み脱落、今度は15アンダーにストリッカー、ジェイソン・ダフナー、アンヘル・カブレラ、ダスティン・ジョンソンが並ぶ。ヴァープランクも最後の最後にバーディ攻勢でまた上位に絡む。


結局勝ったのは、17番パー4、18番パー5と連続バーディを奪ってただ一人17アンダーに達したストリッカーで、今季3勝目。ダフナーとヴァープランクが16アンダー2位、カブレラ、ジョンソン、ハリントンが15アンダー4位、14アンダー7位にジオフ・オグルヴィが入った。ウッズの12アンダーは、ナーら3人と共に11位タイ

という記録だった。


それにしても今年もドイツ・バンクの最終日の月曜は日中をクイーンズのUSオープン観戦という日程で、今年は特に面白いゲームがあったわけではないが、それでも早起きして会場入りし、フル・セットにもつれ込んで逆転勝ちして盛り上がった地元ウーディンのゲームを見たり、あちこち移動して結構歩いているので、家に帰ってくるとかなり疲れている。それから録画してあったドイツ・バンクを見ると、いつの間にかうとうとしているのだった。来年のUSオープンはなんとかして土曜か日曜のチケットを手に入れよう。








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ドイツ・バンク・チャンピオンシップ

2009年9月4日-9月7日   ★★★

マサチューセッツ州ノートン、TPCボストン

 
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