ビュイック・チャンピオンシップ

2006年6月29-7月2日   ★1/2

コネティカット州クロムウェル、TPCアット・リヴァー・ハイランズ

近年、開催時期があまり一定していないグレイター・ハートフォード-ビュイック・チャンピオンシップ、今年は独立記念日と重なった。今年は独立記念日が火曜のため、金曜から4連休となったところが多く、特に強豪ゴルファーが出ているわけではないトーナメントにしては、ギャラリーの数はかなり多いという印象を受けた。

勝負の方は、昨年の3日目終了時点で首位は11アンダーのJ. J. ヘンリー。9アンダーでハリソン・フレイザー、8アンダーでカミーロ・ヴィジェイガス、ライアン・ムーア、7アンダーにスティーヴ・フレッシュ、トレヴァー・イメルマン、ピーター・ロナードが続く。

ヘンリーは最終日も安定、特に8番パー3、9番パー4で連続バーディをとると、後続との差が5ストロークスと開き、ほとんど勝負は決まったも同然になってしまった。ヘンリーはバック9でボギーも二つあったが、それまでの貯金が効いて、通算14アンダーで楽勝のツアー初優勝。ヘンリーもよく名前は聞くので、これが初優勝だったとは知らなかった。11アンダー2位にはムーアとハンター・メイハン、9アンダー4位にはネイサン・グリーン、7アンダー5位には丸山茂樹、スチュワート・シンク、バッバ・ディッカーソン、ウッディ・オースティンの4人が入った。上位陣でこらえたのはヘンリーとムーアだけで、あとは全員崩れた。特に最後の方でくずれたため、おかげで丸山とかシンク、ディッカーソン、オースティンなんて、TVにはまるで映らなかったのに終わってみるとリーダーボードに名前が載っていた。こういう展開だと中継したABCも慌てるだろうなあ。



 
 
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