ボブ・ホープ・クライスラー・クラシック

2006年1月18-22日   ★★1/2

カリフォルニア州パーム・デザート、クラシック・クラブ、パーマー・プライヴェイト・コース、ラ・クインタCC、バーミューダ・デューンズCC

5日間で争われるボブ・ホープ・クラシック、今年は従来のPGAウエスト、バーミューダ・デューンズCC、ラ・クインタCC、タマリスクCCではなく、新設のパブリック・コース、クラシック・クラブをホストに、パーマー・プライヴェイト・コース、ラ・クインタ、バーミューダ・デューンズの4コースを利用して争われる。昨年のアメックス・チャンピオンシップも新設のパブリック・コースであるハーディング・パークスで開催されたが、近年のツアーはゴルフというスポーツの裾野拡大を目指して、積極的にパブリック・コースで開催しようとしている。いい態度だ。

さて、その今年のボブ・ホープ、4日目終了時点で首位のスコアは、先週も優勝に絡んだチャド・キャンベルの24アンダー。1打差23アンダーでスコット・ヴァープランク、その下に20アンダーでジョン・センデン、18アンダーにフィル・ミッケルソン、ジャスティン・ローズと続く。なぜだかこのトーナメント以外ではほとんど名前を聞いたことがないセンデンや、過去の優勝者ミッケルソンと共に、上位にはやはり先週優勝を争ったロリ・サバティーニや、過去のチャンプ、マイク・ウィアーやジャスパー・パーナヴィクの名前も見える。

最終日は一時キャンベルとヴァープランクが並ぶが、9番パー5でキャンベルはイーグルを奪い、後続に4打差をつけ、勝負あったかと思わせる。ところがキャンベルはそこから今度はボールを池に落とすなどして後退し始め、 またヴァープランクに1打差に詰め寄られる。それ以外にもこの日好調のパーナヴィクやジョン・ヒューストンらが好きあらばと上を窺い、勝負を盛り上げる。

しかしキャンベルはそこから持ち直し、最後の数ホールは安定、一方、追うヴァープランクやパーナヴィク、ヒューストン、ミッケルソンらが息切れしたために、結局キャンベルが逃げ切った。最終スコアはキャンベルがこの日1アンダー71の25アンダー、パーナヴィク (67) とヴァープランク (73) が22アンダー、ヒューストン21アンダー (68)、ミッケルソン (71)、ウィアー (70)、センデン (73) の3人が19アンダーで5位タイに入った。



 
 
inserted by FC2 system