今季プレイオフズ第3戦のBMW、タイガー・ウッズは2日目終わって折り返し時点でマーク・ウィルソンと共に7アンダー首位タイ。悪くないと思っていたら、3日目、悪くないどころか絶好調の9アンダー62のコース・レコード、1番パー4のボギーはいったいなんだったのか。結局3日目を終了してウッズ16アンダー、2位ブレント・スネデカーとマーク・リーシュマンの9アンダーに7打差つける。


たとえPGAチャンピオンシップで2打リードを最終日に覆されたといえども、今回は7打差。さらに15フィート以内のパットをことごとく沈めたパットの好調さ、600ヤード超の9番パー5でもイーグルを奪ったショットの安定さを見るに、負ける理由は見つからない。この調子が今年のメイジャーの時になかったことが悔やまれるだけだ。


さすがにウッズにこれだけリードを与えると、最終日は勝負としてではなく、ウッズがどれだけ差をつけて勝つかという面白みがあるくらいで、見ている方としてはもっと競ってもらえればと贅沢な不満を持ったりする。PGAチャンピオンシップとバークレイズの時にこのくらいショットが決まっていたら、二つともまず落としてないんだけどな。


結局ウッズは最終日3アンダー68、トータル19アンダーで、11アンダーのジム・フューリックとリーシュマンに8打差つける完勝。10アンダー4位にショーン・オヘア、8アンダー5位にザック・ジョンソンが入った。ウッズと一緒に最終組のスネデカーは、最終ホール、ボギーで上がればプレイオフズ30位でツアー・チャンピオンシップに出場だったものを、12フィートのパー・パットから4パットを叩くトリプル・ボギーで沈んだ。ウッズはこれでツアー71勝目。ジャック・ニクラウスの73勝まであと二つ。








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BMWチャンピオンシップ

2009年9月10日-9月13日   ★★1/2

イリノイ州レモン、コッグ・ヒル・ゴルフ&カントリー・クラブ

 
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