B.C. オープン

2006年7月20-23日   ★★1/2

ニューヨーク州ヴェロナ、アタンヨテ・ゴルフ・クラブ

全英に気をとられるためあまり見るチャンスのないB.C.オープンだが、3日目を終わった時点でちょっとニューズを見てみると、丸山大輔がまたまた首位に絡んでいるようだ。ほうと思ってまだタイガー・ウッズの全英2連覇の余韻も覚めやらないまま、最終日、ケーブルのUSAの中継を見ていたら、首位に絡んでいるのは大輔ではなく丸山茂樹だった。なんだ丸山違いかと思ったら、ちゃんと大輔の方も上にいる。またまた二人揃って首位に絡んでいるわけで、丸山といいMLBの松井といい、まったく他人の同姓の人間がこうやって他国の同じスポーツで活躍する確率っていったいどのくらいなんだろう。

結局勝ったのはこの日8アンダー64、通算19アンダーまでスコアを伸ばしたジョン・ロリンズで、同じく64で回ったボブ・メイが1打差18アンダーで2位、丸山茂樹が17アンダーで3位、16アンダー4位にオマー・ユレスティとデイヴィッド・ブランショウが入った。丸山大輔は15アンダーの6位タイだった。

ところでこのB.C.オープン、30年以上の歴史のある大会なのだが、全英と重なるなどのデメリットは大きくてコーポレート・スポンサーがつかず、実は今年が最後の大会であったそうだ。ま、裏でメイジャーやってれば誰だってそちらの方を見るだろう。全英だとまだアメリカと時間差があるからましだが、アメリカ開催の他のメイジャーの裏トーナメントも、多かれ少なかれ似たようなもんだろう。新聞だってB.C.オープンは結果しか載っていなかったりする。勝負の世界は厳しい。



 
 
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