バークレイズ・クラシック

2006年6月8-11日   ★★1/2

ニューヨーク州ハリソン、ウエストチェスター・カントリー・クラブ

今週一度もまともに晴れていないニューヨーク、それでもそのためにプレイが延期されるほどではないが、風が強く、特に3日目はそのために誰もスコアを伸ばせない。TV中継を見ながら窓の外を見ると、うちのアパート・ビルの庭の木が風でしなっている。ウエストチェスターも似たようなもんだろう、こりゃゴルファーも大変だろうと思う。そのバークレイズ、3日目を終わって8アンダーで首位はビリー・アンドラーデ、7アンダーでアダム・スコットとヴィージェイ・シング、6アンダーでブレット・クイグリー、デイヴィッド・ハウエル、フレデリック・ヤコブソンが続く。

最終日は、バック・ナインに入って勝負はシング、スコット、クイグリーの3人に絞られる。スコットとシングが8アンダーで並んだ14番パー3で、スコットは4フィートからまさかの3パットで、シングが8アンダーで単独首位に立つ。スコットは16番パー3でもダブル・ボギーで5アンダーまで後退、一方のシングが30フィートのロング・バーディ・パットを沈めたことで、この時点でシング9アンダー、クイグリー7アンダーと、ほぼシングの優勝は決まった。スコットは17番パー4でバーディ、18番パー5でイーグルを奪ったが、焼け石に水。結局シングが10アンダーで今季初優勝、ツアー通算29勝目を飾った。スコットが8アンダーで2位、7アンダー3位にクイグリーとアンドラーデ、6アンダー5位にヤコブソン、ルーク・ドナルド、トム・パーニスJr.、ジェフ・スルマンの4人が入った。



 
 
inserted by FC2 system