AT&Tペブル・ビーチ・ナショナル・プロ-アマ

2006年2月9-12日   ★★

カリフォルニア州ペブル・ビーチ、スパイグラス・ヒルGC、ポピー・ヒルズGC、ペブル・ビーチGL

3日目終了段階で首位はアーロン・オーバーホルザーとマイク・ウィアーが17アンダーで並ぶ。その下3位は11アンダーのルーク・ドナルド、10アンダーでニック・ワトニー、ロリ・サバティーニ、ブライアン・デイヴィス、ハリソン・フレイザーとだいぶ開いてしまうため、ほとんど勝負はオーバーホルザーとウィアーのどちらかに決まったと見てよさそうだ。

最終日はしかし、ちょっとだけと思って裏番組に編成されているNBCのトリノ五輪中継を見始めたら、男子クロス・カントリーの30kmをやっていて、これが滅法面白く、チャンネルを変えられない。スキーだろうがスケートだろうが水泳だろうが陸上だろうが、長距離って、あんなに単調に見えるのにいったん見始めると目がそらせないのはなぜなんだろう。

いずれにしてもそれが終わって慌ててペブル・ビーチを中継しているCBSにチャンネルを変えたら、13番を終わってオーバーホルザーは17アンダーと変わらないが、ウィアーは12アンダーまでスコアを落とし、5打差でオーバーホルザーが首位を走っている。オーバーホルザーはその後何度もボールを右に左に曲げるが、大崩れすることなく絶妙のリカヴァリー・ショットやクラッチ・パットを決めて踏ん張り、結局この日イーヴン・パー72、通算17アンダーでツアー初優勝。オーバーホルザーは2年前にも優勝に絡んでいながら最終日崩れてそのチャンスを逃したわけだが、その時の経験は無駄じゃなかったようだ。12アンダー2位にサバティーニ、11アンダー3位にジョナサン・バードとウィアー、10アンダー5位にクレイグ・バーロウとダニエル・チョプラが入った。



 
 
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