3日目を終わって14アンダーで首位はルーカス・グローヴァー。12アンダーでカイル・スタンリー、ジミー・ウォーカー、ビリー・ホーシェル、D. A. ポインツの4人が並ぶ。最近ホーシェルは参戦するすべてのトーナメントで優勝争いに絡んでいるみたいだ。 

 

最終日はグローヴァーが不調、しかし雨が降ったこともありグリーンはボールをホールドするため、ロウ・スコアが続出する。まず、ウォーカー、ホーシェルが共に15アンダーで首位に立つ。ホーシェルはその後も6連続バーディ等で19アンダーまで伸びる。同様にバーディ・ラッシュのポインツがピタリと後ろにつけ、勝負は二人の一騎打ちになった。 

 

ホーシェルは15番パー4でティ・ショットがバンカー上のスタンスの取れない所に止まり、第2打をプッシュしてボギー、18アンダーでポインツと並ぶ。しかしホーシェルはすぐに続く16番パー4をバーディで、再び19アンダーで首位に立つ。プレイはホーシェルとポインツが18番パー5でティ・ショットを打った直後に雷雲が近づいてきてまた一時中断したが、結局二人共このホール、バーディで、ホーシェルが20アンダーで、ポインツに1打差でツアー初優勝。スタンリーが17アンダー3位、15アンダー4位にグローヴァーとボビー・ゲイツが入った。それにしてもホーシェルって、見れば見るほどクリスチャン・ベイルそっくり。