ズーリック・クラシック   ★★★

2011年4月28日-5月1日、 ルイジアナ州アヴォンデイル
TPCオブ・ルイジアナ

3日目終了時点で12アンダーで首位はウェブ・シンプソンとバッバ・ワトソン。11アンダー、ジョン・ロリンズ、10アンダーにスティーヴ・ストリッカー、K. J. チョイ、チャールズ・ハウエル3世、トミー・ゲイニーら6人が並ぶ。


最終日はフロント・ナインでシンプソンとワトソンが伸び、5番パー4を終わった時点で二人とも16アンダー。ほとんど二人のマッチ・プレイになった。しかしワトソンは9番パー3でティ・ショットを池に落としダブル・ボギー。一時はシンプソン17アンダー、ワトソン14アンダーと3打差。しかしその後シンプソンもボビーが嵩む。


二人共15アンダーで迎えたレギュレイションでの最後の18番パー5では、二人とも入れ頃のバーディ・パットがあったが共に外し、 結局二人のプレイオフになった。シンプソンは12番パー4でバーディ・パットを外した後、間髪を入れずにパー・パットしようとしたところボールが僅かに動いたため、1ペナルティついてボギー。あれがなければ勝っていた。


18番でのプレイオフは、ワトソンが距離的には近いがブレイクのある難しい8フィートのバーディ・パットを、ほとんど2オンしたシンプソンが3フィートのバーディ・パットを沈め、二人ともバーディで再々度18番ティへ向かう。


ティ・ショットがフェアウェイをとらえたシンプソンに対し、ワトソンのティ・ショットはあわや池ポチャのフェアウェイ右のバンカーへ。しかしそこから見事にグリーンに2オンさせる。一方のシンプソンはグリーン手前のバンカーの顎に近いところから、最初のプレイオフのワトソンとほぼ同じ位置まで寄せるが、ワトソンはイーグル・パットをカップまで4フィートにつける。シンプソンがバーディ・パットを僅かに右に外した後、ワトソンはバーディ・パットを沈めて今季2勝目を飾った。13アンダー3位にはチョイ、ゲイニー、ジェソン・ダフナーが、12アンダー6位にマット・ジョーンズとジョージ・マクニールが入った。








 
 
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