ズーリック・クラシック

2005年4月28日-5月1日   ★★★

ルイジアナ州アヴォンデイル、TPCオブ・ルイジアナ

過去2年はHP、その前はコンパックとコンピュータ関係のスポンサーがついていたこのトーナメント、今年からはがらりと印象を変え、金融のズーリック・ファイナンシャル・サーヴィスがスポンサーにつき、開催コースもこれまでのイングリッシュ・ターンからTPCオブ・ルイジアナに代わった。しかし日本語およびドイツ語ではチューリッヒなんだろうが、アメリカでは誰が発音してもズーリックなんだよなあ。


さて試合の方は、3日目に雨が降り順延、日曜に第3ラウンドの残りと第4ラウンドを詰め込む。最初の方こそ混戦模様だったが徐々にスコアを伸ばす者と落とす者の差が現れ始め、最後の最後になって、ジェイムズ・ドリスコル、ティム・ペトロヴィク、ルーカス・グローヴァーら4人が13アンダーで並ぶ。その下は9アンダーだから、この4人から優勝が出るのは確実だろう。


その中からまずグローヴァーが16番パー4でボギーを叩き脱落。ペトロヴィクは17番パー3でボギーを叩くも18番パー5で20フィートのバーディ・パットを沈めて13アンダーに戻す。ドリスコルは18番で4フィートのサヨナラ・バーディのチャンスがあったが、パットはカップの右縁に弾かれ、ペトロヴィクとドリスコルのプレイオフとなった。


18番でのプレイオフはドリスコルが8フィート、ペトロヴィクが3フィートのパー・パットを残す。まずドリスコルが右に外した後、ペトロヴィクは3フィートをきっちりと決めてツアー初優勝を果たした。9アンダー5位タイにはウッディ・オースティン、ボー・ヴァン・ペルト、J. J. ヘンリー、アージュン・アトヴァルら4人が入った。 





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