プレイオフ直前の今季最終戦、3日目を終わった時点で14アンダーで首位はセルジオ・ガルシア。13アンダーにティム・クラークとバド・コーリー、12アンダー、ジェイソン・ダフナー、ハリス・イングリッシュ、カール・ピーターソンが続く。


最終日は強く雨が降り、ガルシアがまだ4ホール目で15アンダーで首位をキープしている時点で翌日順延となった。それでだからというわけではないが、なんとなくチャンネルを回してゴルフ・チャンネルが中継している第112回全米アマチュアを見ていた。


そしたら34ホール終わった時点で2ダウンのスティーヴン・フォックスが、残り2ホールをとってマイケル・ウィーヴァーに追いつき、37ホール目でうっちゃって逆転優勝というなかなか面白い勝負を演出していた。


フォックスは第63シードという近年で最もロウ・シードで、しかも36ホール目は、ウィーヴァーのパー・パットが入って勝負に決着がついたと思った瞬間、ボールはカップの縁をくるりと一回転してこぼれた。330ヤードの第37ホールは、刻んでいったフォックスに対し、ウィーヴァーはドライヴァーで1オン狙いするが大きく左に引っ掛け、第2打はグリーンに届かない。一方のフォックスは15フィートのバーディ・パットを沈めた。第36ホールではウィーヴァーはパー・パットを沈めて勝ったと思ったのは間違いなかったが、勝負は無情。そういえば私がゴルフを見るようになったのも、タイガー・ウッズが全米アマチュアで3連覇した時の神がかり的なゴルフを見てしびれてからだった。


さてウィンダムの方は、ガルシアが月曜日も安定、徐々に後続に差をつけ、最終ラウンドも6アンダー66、通算18アンダーで危なげなく勝った。クラークが16アンダーで2位、15アンダー3位にコーリー、14アンダー4位にチャド・キャンベル、ジミー・ウォーカー、、ピーターソンの3人が入った。ガルシアの勝利を聞くのは久しぶり。









 

ウィンダム・チャンピオンシップ   ★★1/2

2012年8月16日-8月20日、ノース・カロライナ州グリーンズボロ

セジフィールド・カントリー・クラブ

 
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