オメガ・ミッション・ヒルズ・ワールド・カップ

2007年11月22日-11月25日   ★★★

中国、広東省、ミッション・ヒルズ・ゴルフ・クラブ

今年は中国開催となったワールド・カップ、その開催地であるミッション・ヒルズ・ゴルフ・クラブは香港に近いそうだ。北京五輪もあることだし、中国が本腰を入れると色んなスポーツが本気で強くなりそうだ。

そのワールド・カップ、3日目のフォー・ボールを終わって20アンダーで首位は、ボー・ウィークリー/ヒース・スローカムのUSA。1打差19アンダーにラファエル・ジャクリン/グレゴリー・ハヴレのフランスとコリン・モンゴメリ/マーク・ウォレンのスコットランド、18アンダーにレティーフ・グーセン/トレヴァー・イメルマンの南アフリカとジャスティン・ローズ/イアン・ポールターのイングランド、17アンダーにロバート-ヤン・デレクセン/マーテン・ラフェバーのオランダ、リカルド・ゴンザレス/アンドレス・ロメロのアルゼンチン、アレックス・チェッカ/マーティン・カイマーのドイツが続く。

最終日は後半スコットランドがUSAに追いつき、15番パー5でイーグルを奪って25アンダーとなり、いきなり後続に2打差をつけて首位に立つ。しかしUSAもそこから踏ん張り、同じく15番でバーディ、18番パー4でもスローカムが8フィートのバーディ・パットを沈め25アンダーとなり、スコットランドとUSAのプレイオフになった。

18番でのプレイオフはスコットランドが15フィートのパー・パットを残し、一方のUSAは10アンダーのバーディ・パットと圧倒的にUSA有利となったが、ウォレンはそのパットを沈め、スローカムがわずかに下側に外して勝負はまたもや18番でのプレイオフ第2ホールへ。今度はUSAが25フィート、スコットランドが20フィートのバーディ・パットを残し、ウィークリーのパット、ウォレンのパット共に入ったかと思った瞬間に僅かに右にそれる。

18番でのプレイオフ第3ホールはUSAがウィークリーの第2打がグリーンに届かず、スローカムの第3打も弱く、カップまで30フィートのパー・パットを残す。スコットランドはモンゴメリが30フィートのバーディ・パットを3インチに寄せ、先にパーで上がる。ウィークリーのパットはカップ左を通り過ぎ、スコットランドが昨年プレイオフでドイツに敗れた雪辱を果たした。24アンダー3位はフランス、23アンダー4位イングランド、21アンダー5位南アフリカ、20アンダー6位にスウェーデン、オランダ、ドイツ、アルゼンチンが入った。昨年に続いて日本 (平塚/谷原) は6アンダーで28チーム中25位といいところなし。



 
 
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