ワールド・カップ

2004年11月18-21日   ★★★

スペイン、セルビラ、レアル・クラブ・デ・ゴルフ・デ・セルビラ

今回はスペインでの開催となるワールド・カップ、当然地元の応援はスペイン代表のセルジオ・ガルシアとミゲル・エンゲル・ヒムネスに集中する。二人は期待に応え、フォーボールの3日目に11アンダー61で回り、24アンダーとなって、23アンダーで2位のルーク・ドナルド、ポール・ケイシーが組んだイングランドに1打差で首位に立つ。その2打差21アンダーにはアメリカ (スコット・ヴァープランク、ボブ・トゥエイ)、スウェーデン (ジョアキム・ホーグマン、フレデリック・ジェイコブソン)、アイルランド (パドレイグ・ハリントン、ポール・マッギンリー)、南アフリカ (ロリ・サバティーニ、トレヴァー・イメルマン) が並ぶ。


最終日はすぐにイングランドがスペインに追いつき、逆転した後は、徐々に差を広げ始める。とにかく中盤まではケイシーのパットがことごとく決まり、近かろうが遠かろうが50フィート以内のパットならすべて沈めるといった感じでパットを決めていたのが大きかった。これは勝負あったかと思っていたが、スペインもじりじりとまた巻き返し、勝負を面白くする。しかし16番パー5でガルシアが第2打を池に落としボギー、イングランドは手堅くバーディをとってまた3打差とし、勝負を決めた。18番パー4でスペインがバーディをとり、イングランドがボギーを叩いたことで2つ差が縮まったのだが、結局イングランドが31アンダーで、30アンダーのスペインを振り切った。


28アンダー3位にはアイルランド、25アンダー4位に南アフリカ、23アンダー5位にはオランダとオーストリアが入った。日本からは昨年同様丸山茂樹/田中秀道組がエントリーしたが、今回は上位には食い込めなかった。 これとは関係ないが日本ではダンロップ・フェニックスで久々にタイガー・ウッズが優勝、PGAツアーではないが久々にストローク・プレイ・トーナメントで勝った。これで心機一転して来季に繋げてもらいたい。







< previous                                    HOME

 
 
inserted by FC2 system