休養明けのタイガー・ウッズが久しぶりにプレイ、今年はこれまでのシャーウッドからほとんど自分の庭も同然のはずのアイルワースに移動してきたのに、初日何度もダフる初心者みたいなゴルフで5オーヴァー77と最下位。体調も万全でなく、 コース上で吐きながらプレイするなど、3日目終了時点でも結局通算イーヴン・パーでやはり最下位。もう我々は絶頂期のようなウッズを見ることはできないの だろうか。

さて勝負の方は3日目を終わって20アンダー、ダントツ首位はジョーダン・スピース。すぐ下が7打差13アン ダーのヘンリク・ステンソンとキーガン・ブラッドリーだから、勝負は既に決まったか。その下は11アンダーにパトリック・リード、10アンダー、ジャス ティン・ローズと続く。

スピースは最終日も安定、一時は後続に11打差をつけ、終わってみれば26アンダー、16アン ダーのヘンリク・ステンソンに10打差つけ、ワイヤー・トゥ・ワイヤーの完勝。21歳最年少、最多リード等、ついでにいくつもの記録も樹立した。15アン ダー3位にはブラッドリーとリード、14アンダー5位にジェイソン・デイが入った。

ウッズは通算イーヴンで、ハンター・メイハンと共に17位の最下位。しかし初日5オーヴァーだったことを思えばよくやったと言えるか。実際、最終日のプレイを見ている限りスウィング自体にぶれはなく、むしろ調子は悪くなさそうに見えた。さて来シーズンはどうなるか。

因みに今回スポンサーのヒーローは、モーターサイクル大手と中継中何度も言っているのに初耳。調べてみたらホンダがインドで合弁で展開している企業とのこと。現在アメリカにはインドからの移民がものすごい勢いで増えているので、その流れだろう。