慣れ親しんだクエイル・ホロウからイーグル・ポイントにコースが代わった今年のウェルズ・ファーゴ、3日目を終了時点で8アンダーで首位はパトリック・リード。7アンダー、アレックス・ノレン、ジョン・ハーム、6アンダー、セン-ユル・ノー、ブライアン・ハーマン、ヴォーン・テイラー、フランチェスコ・モリナリと続く。 

 

最終日は 伸び悩んでじりじりと後退するリードに追いつき、追い越して9アンダーで首位に立ってレギュレイションを終えたのが、誰あろうダスティン・ジョンソン。勝てばタイガー・ウッズ以来のツアー4連勝だ。そのジョンソンに18番パー5でバーディを奪って追いついたのが、パット・ぺレス。さらに17番パー4でバーディを奪ったハーマンも並ぶ。 

 

ハーマンは18番の第2打をグリーンを大きくオーヴァー、第3打もグリーンに載せただけでカップまで40フィート残す。これで2パットでジョンソンとペレスとハーマンの3人でプレイオフだなと思った矢先、ハーマンのバーディ・パットはカップに吸い込まれた。先週のレギュレイションの最終ショットを直接カップに放り込んだケヴィン・キスナーを彷彿とさせる劇的なショット。しかもこちらはこれで決着が着いた。ハーマンはツアー2勝目、9アンダーでジョンソンとペレスが続き、8アンダー4位にハーム、7アンダー5位にスマイリー・カウフマン、ケヴィン・トゥエイ、ノーの3人が入った。