WGC メキシコ・チャンピオンシップ  ★★★

2017年3月2日-3月5日、メキシコ、メキシコ・シティ

クラブ・デ・ゴルフ・チャプルテペック

ワールド・ゴルフ・チャンピオンシップスと銘打たれているのに、この時期にあるはずのドラールじゃない。ということは、ドラールはなくなったのか。しかしトランプの名をコースに冠するドラールがなくなるのはほっとしないでもない。トランプがなくなりWGCをメキシコで開催ってのは、皮肉が効いている。


そのWGCメキシコ、3日目を終わって12アンダーで首位はジャスティン・トマス。11アンダー、ダスティン・ジョンソン、10アンダー、ロリ・マキロイとフィル・ミッケルソン、9アンダー、リー・ウエストウッド、ジョン・ラームと続く。


最終日はジョンソンがトマスを早々と逆転、15アンダーまでスコアを伸ばして一時は後続に4打差つける。最近流行のこの手の大差で勝つ展開の踏襲かと思いきや、盤石に見えたジョンソンがぶれ出す。その隙にジョンソンに追いついたのがラーム。二人は13アンダーで並んだ後、ラームが15番パー5でもバーディをとって14アンダー、単独首位に立つ。


しかしラームはそこから16番パー4、17番パー3と連続して3パット・ボギー、12アンダーに後退する。一方ジョンソンは15番パー5をバーディ、14アンダーとなり、そのまま逃げ切って勝った。13アンダー2位にトミー・フリートウッド、12アンダー3位にロス・フィッシャーとラーム、11アンダー5位にトマス・ピーターズとトマスが入った。ジョンソンはこの感じだと暫くは世界ランキング1位をキープできそうだ。











 
 
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