ヴェライゾン・ヘリテイジ   ★★★1/2

2010年4月15日-4月18日、サウス・カロライナ州ヒルトン・ヘッド・アイランド

ハーバー・タウン・ゴルフ・リンクス

3日目を終わって11アンダーで首位はジム・フューリック、10アンダー、ブライアン・デイヴィス、9アンダー3位にはルーク・ドナルドやブー・ウィークリーら7人が並ぶ。ウィークリーは一昨年、3年前とヘリテイジに勝っているし、よほどこのコースと相性がいいんだろう。


最終日はフューリックが地道にスコアを伸ばし、デイヴィスやヒース・スローカム辺りが追いつきそうになってもすぐにまたその先を行くという感じで展開する。しかし13番パー4でデイヴィスがバーディをとって14アンダーとなってフューリックに追いつき、14番パー3でフューリックがボギーで13アンダーに後退したことでデイヴィスが単独トップに立つ。


しかしデイヴィスは15番パー5、16番パー4で連続ボギーで12アンダー、またフューリックに1打差となるが、18番パー4で15フィートのバーディ・パットを沈め再度追いつく。今度は4フィートのパー・パットを残していたフューリックにプレッシャーがかかるが、フューリックはこれを着実に沈め、13アンダーの二人のプレイオフになった。


18番のプレイオフはデイヴィスが第2打を波打ち際に落とす。自然のサンド・バンカー? の波打ち際からの第3打はテイク・バックに入った時に枯れ草をクラブ・ヘッドがはね、デイヴィスはこれを自己申告、プレイにはなんの影響もなかったのに、なんと2ストロークスのペナルティとなった。この時点でフューリックは4フィートのパー・パットを残しており、ほぼ勝負あった。デイヴィスは第6打目となるパットも大きく外してギヴ・アップ、フューリックに握手を求める。フューリックはパー・パットを沈めて決着をつけた。


10アンダー3位にはボー・ヴァン・ペルトとドナルド、9アンダー5位にクリス・バンクス、カミーロ・ヴィジェイガス、リッキー・バーンズの3人が入った。デイヴィスは最後、諦めた時点でプレイをやめたように見えたが、プレイオフなら負けが決まっている場合には必ずしもホール・アウトしなくてもいいんだな。








 
 
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