3日目を終わって13アンダーで首位はブライアン・ゲイ。3打差10アンダーにティム・ウィルキンソン、9アンダーにリー・ジャンセン、8アンダーにトッド・ハミルトン、7アンダーにブライニー・バードとデイヴィス・ラヴ3世が続く。ヘリテイジ2連勝中のブー・ウィークリーはさすがに今年は1アンダー26位と圏外。それにしてもジャンセンの名を聞くのは本当に久しぶり。ラヴだって最近は勝っていないが、確かに一時期はヘリテイジの上位の常連だった。

最終日はどうなっているかと思ってTVをつけたら、ゲイが6番パー4をプレイしている最中で17アンダー、2位のハミルトンに7打差で、ほとんど勝負は決まっていた。その後もゲイは安定、最終的に20アンダーまでスコアを伸ばし、10アンダーで2位のバードとルーク・ドナルドに10打差、記録的な大差でツアー2勝目を上げた。9アンダー4位にはジャンセンとハミルトン、8アンダー6位にウィルキンソンとホゼ・マリア・オラハボルが入った。

ゲイが初勝利を上げた昨年のメキシコのマヤコバはWGCのマッチプレイの最中で、メイジャーなゴルファーはほとんどそっちの方に出ていた。今回は、まあ、マスターズ直後でやはりビッグ・ネイムの参加はそれほどではないとはいえ、今回の勝利の方が嬉しかろう。