3日目を終わって15アンダーで首位は、昨年このヘリテイジで劇的なツアー初優勝を収めたブー・ウィークリー。3打差12アンダーにアンソニー・キム、10アンダー3位にアーロン・バッデリー、クリフ・クレスゲ、ジェイソン・ボーン、9アンダーにジム・フューリックと続く。それにしてもウィークリーはよほどこのコースと相性がいいようだ。


CBSによる最終日の中継はしかし、この日ニューヨークを訪れているローマ法王のヤンキース・スタジアムにおけるミサ中継のため、本当なら午後3時から6時までの予定が、5時過ぎまでミサ中継に当てられた。しかし、まあ、メイジャーというわけでもなし、それで世界平和が保たれるなら、たとえ毎週見ていようとゴルフ中継くらい私だって我慢するぞ。


とはいえミサ中継が終わり、カメラがハーバー・タウンに帰ってきた5時過ぎには、首位のウィークリーは16番パー4をプレイ中で、17アンダーで首位のウィークリーの下は13アンダーのキムと、既にほとんど勝負は終わっていた。結局ウィークリー、キム、二人とも16番をボギー、ウィークリーはさらに18番パー4もボギーを叩いたが勝負に影響はなく、最終的にウィークリーが15アンダーでヘリテイジ2連勝。12アンダー2位にキムとバッデリー、11アンダー4位にフューリック、10アンダー5位にクレスゲ、9アンダー6位にボーンが入った。


ウィークリーは18番で、何をカン違いしたのかオナーでもないのにプレイング・パートナーのキムより先にティ・ショットを打とうとして、ほとんどアドレスに入ってクラブを振り上げる寸前に止められていたが、あれってもし先に打っていたりしたらペナルティになったりするのだろうか。ウィークリーは今年のマッチ・プレイでも、ショート・パットを相手にコンシードするというルールを知らなかったという話が話題になっていたが、勝負自体が大味になってもよくよくなんらかの話題を提供するやつだ。







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ヴェライゾン・ヘリテイジ

2008年4月17日-4月20日   ★★

サウス・カロライナ州ヒルトン・ヘッド・アイランド、ハーバー・タウン・ゴルフ・リンクス

 
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