USバンク・チャンピオンシップ

2005年7月21-24日   ★1/2

ウィスコンシン州ミルウォーキー、ブラウン・ディア・パーク・ゴルフ・コース

ベン・クレインが初日からワイヤー・トゥ・ワイヤーでトップを譲らず、最終的に20アンダーで、16アンダーで2位のスコット・ヴァープランクに4打差をつけ、2003年のベルサウス・クラシック以来ツアー2勝目をあげた。15アンダー3位にはチャド・キャンベル、14アンダー4位にジェフ・スルマン、13アンダー5位にスティーヴ・エルキントンとクリス・スミスが入った。


とまあ、それはいいんだが、現在、ツアーで最もスロウ・プレイで知られるクレインがずっと首位をキープすると、カメラもそれを追わずを得ず、したがって、延々とアドレスに入ったままボールを打たないクレインを映し続けることになる。一時かなりのスロウ・プレイで視聴者を苛々させたセルジオ・ガルシアに輪をかけたスロウ・プレイで、だんだん私も見るのが苦痛になってきた。


ベルサウスで勝った時は、最終日に後ろから来てあれよあれよという間に集団を追い抜いて勝ったので、それほど画面に映ったわけではなく、スロウ・プレイもそれほど気にならなかった。今年のブーズ・アレンでも、最終日、クレインと一緒に回っていたロリ・サバティーニがクレインのあまりのプレイの遅さに切れてしまい、クレインをほったらかしたまま自分だけ先に歩いていってしまうというシーンがあったが、その時も実際にカメラがクレインを追っていたわけではないので、サバティーニ、大人げないなあと思っていた。そしたら今回、最初から最後までカメラがクレインを映していたのを見て、こりゃだめだ、これはこんなやつと一緒にラウンドしていたら私も間違いなく切れる、サバティーニは我慢していた方だと納得した。


最終日、クレインとラウンドしたヴァープランクもプレイは速い方ではなく、むしろ遅い方なのだが、そのヴァープランクにして、クレインは近々スロウ・プレイで大きな罰金を払わされるか、プレイを速くするかのどちらかにならざるを得ないだろうとコメントを寄せていた。とにかく、もうちょっときびきびプレイしてくれーっ。




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