3日目を終わって12アンダーで首位はジョーダン・スピース。11アンダー、ブー・ウィークリー、9アンダー、ダニエル・バーガー、8アンダー、ポール・ケイシー、デイヴィッド・リングマース、C.T.・パンと続く。 

 

最終日はスピースが最初の2ホールこそバーディを奪うがその後パットが決まらず、ボギーが嵩み出す。そこに追いついたのがバーガーで、14番パー4でスピースがボギーを叩き11アンダー、バーガーとスピースが並ぶ。スピースは続くリーチャブルの15番パー4でバーディ、12アンダーになるも、バーガーも17番パー4をバーディで12アンダー。勝負は12アンダーでレギュレイションを終えた二人のプレイオフになった。 

 

18番パー4でのプレイオフは、スピースがバンカーからの第3打を直接カップに放り込むバーディで、いつぞやのツアー初優勝したジョン・ディアと同様の劇的な幕切れで勝った。10アンダーにダニー・リーとチャーリー・ホフマン、9アンダー5位にパトリック・リード、ケイシー、ウィークリーの3人が入った。スピースはプレイオフで左に曲げたティ・ショットが木に当たってフェアウェイに戻ってきたり、池ポチャになりそうでぎりぎりでボールがラフに引っかかって止まったというショットがいくつかあった。その点ついてたというか勝負強かったとも言えるか。