3日目終了時点で10アンダーで首位はグレアム・デラエ、チャーリー・ホフマンとバッバ・ワトソン。9アンダー、クリス・ストラウドとニック・オハーン、8アンダー、ケン・デュークと続く。 

 

最終日は一時10アンダーに5人が並ぶ混戦。そこから抜け出したのはワトソンで、一時一人13アンダーとなって後続に2打差つけ、そのまま行くかと思われた。そしたら16番パー3でティ・ショットを池に落とし、ドロップしての第3打もグリーン・オーヴァーで、結局このホール、トリプル・ボギーを叩いて脱落、勝負は12アンダーでレギュレイションを終えたデュークと、最終18番パー4で難しい右回りの大きな円弧を描くバーディ・パットを沈めて12アンダーとなったストラウドのプレイオフとなった。 

 

18番のプレイオフは、350ヤードのドライヴでフェアウェイをキープしたストラウドが、250ヤードでラフのデュークより圧倒的に優位に立つ。デュークのティ・ショットはいったんバンカーに入って弾かれて出たもので、バンカーの中にいた方がよかった気もする。 

 

しかしデュークはラフからグリーンに乗せてカップまで20フィートにつける絶妙の第2打。一方のストラウドは慎重に行き過ぎてグリーン手前バンカーにつかまり形勢は一気に逆転。しかしデュークのバーディ・パットはわずかにカップ下に逸れ、ストラウドは8フィートのクラッチ・パー・パットを沈めて共にパー、再度18番ティへ。 

 

今度は300ヤード超ドライヴでフェアウェイをキープしたデュークの第2打はカップまで2フィートにつけるスーパー・ショット。ストラウドも15フィートのバーディ・パットを残すが右に逸れ、デュークは2フィートを沈めてツアー初優勝。11アンダー3位にデラエ、10アンダー4位にワトソン、9アンダー5位にJ. J. ヘンリーとウェブ・シンプソンが入った。









 

トラヴェラーズ・チャンピオンシップ   ★★★

2013年6月20日-6月23日、コネティカット州クロムウェル

TPCアット・リヴァー・ハイランズ

 
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