今季最終戦、3日目を終わって9アンダーで首位はアーロン・バッデリーとハンター・メイハン。7アンダーでジェイソン・デイとK. J. チョイ、6アンダー、ビル・ハーズとルーク・ドナルド、5アンダーでフィル・ミッケルソンとフレドリク・ヤコブソンが続く。


最終日は一時バッデリー、メイハン、ハーズ、チョイが8アンダーで並ぶ混戦模様。しかしその後ハーズがじりじりと抜け出し、10アンダーとなって一時後続に3打差つけて勝負あったかと思われた。


しかしハーズはそこから16番パー4、18番パー3をボギーで後退、8アンダーでレギュレイションを終える。それに15番パー5でバーディを奪ったメイハンが追いつき、二人のプレイオフとなった。


18番でのプレイオフは二人共外し頃の4フィートのパー・パットを残すが、共にこれを沈め、17番パー4へ。バンカーからのハーズの第2打は、グリーンを滑り落ちて池の中へ。ハンターは第2打をグリーン奥25フィートに乗せ、ほとんど勝負あった。


ドロップして第4打を打っても勝機のないハーズは、半分ほど水に浸かったボールを、片足を池の中に突っ込んだまま強引に打ちにいく。バック・スピンをかけることに成功したか、それとも水を被ったために転がらなかったためか、ボールはほとんど奇跡的にピン横3フィートに止まるスーパーショット。ハーズはこれを沈め、メイハンも2パットで共にパー。勝負はまた18番へ。


メイハンのティ・ショットはバンカーへ、レギュレイション、プレイオフの最初のホールの2回ともプッシュしていたハーズは、今度は引っかけてグリーン奥へ。メイハンのサンド・ショットは15フィート、オーヴァー。ハーズのフリンジからのパットも3フィート、オーヴァー。メイハンがまずパー・パットを外した後、ハーズは慎重に3フィートを沈め、勝った。とにかくプレイオフでの17番の池からのショットがすべてだった。


7アンダー3位にバッデリー、ドナルド、チョイ、6アンダー6位にデイ、チャールズ・ハウエル3世、アダム・スコットの3人が入った。ハーズはこれでフェデックス・カップ・ポイントでも僅差でウェブ・シンプソンを抜いて1位、3位はドナルド4位ダスティン・ジョンソン、5位ジャスティン・ローズ、6位マット・クッチャー、7位メイハンという結果になった。









 

全米プロ・ツアー選手権   ★★★1/2

2011年9月22日-9月25日、 ジョージア州アトランタ

イースト・レイク・ゴルフ・クラブ

 
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