3日目を終わって8アンダーで首位はジム・フューリック。7アンダーにルーク・ドナルドとレティーフ・グーセン、5アンダージオフ・オグルヴィと続く。雨模様の最終日はフューリックが1番パー4こそボギーを叩いたものの後半持ち直し、首位を譲らない。しかし16番パー4、17番パー4と連続ボギーで8アンダーに後退、7アンダーでレギュレイションを終えていたドナルドに1打差。こうなると距離の長いパー3の18番はわからない。
フューリックはその18番でティ・ショットをグリーン右バンカーに入れる。しかしバック・スピンをかけた絶妙のサンド・ショットをピン奥2フィートに寄せ、パー。ドナルドを振り切って今季3勝目。ついでにフェデックス・カップも制した。6アンダー3位にグーセン、5アンダー4位にニック・ワトニーとポール・ケイシーが入った。
フェデックス・カップは2位マット・クッチャー、3位ドナルド、4位チャーリー・ホフマン、5位ダスティン・ジョンソン、6位ケイシー。クッチャーは単独25位ならフェデックス・カップ優勝と、ほぼ優勝を手中にしていたところ、5オーヴァーでスティーヴ・ストリッカーと並んで25位タイとなり、優勝を逸した。