近年はテキサス州のチャンピオンズ・ゴルフ・クラブとジョージア州のイースト・レイク・ゴルフ・クラブとの間で交互に開催されているツアー・チャンピオンシップ (全米プロ・ツアー選手権)、今年はイースト・レイクで開かれる。一昨年はこのコースでフィル・ミッケルソンが逆転勝ちを見せた。今年はどうなるか。


勝負の方は3日目を終わった時点でヴィージェイ・シングが9アンダーで6アンダーのチャールズ・ハウエル3世に3打差をつける。その下4アンダーにミッケルソンとタイガー・ウッズ、デイヴィッド・トムズが並んでいるが、ミッケルソンもウッズも結構ドライヴァーが安定しないのをショート・ゲームでなんとかカヴァーしているという感じで、トムズも悪くはないが、調子を見る限り、シングをとらえるのは難しそうだ。


案の定最終日はシングを誰もとらえきれない。パー3でエースをとったジェリー・ケリーが一時的に1打差まで詰め寄ったり、ハウエルがパー4の第2打をノー・バウンドで直接カップに放り込むスラム・ダンク・イーグルを見せたりとそれなりに見どころがないではなかったが、最初からシングの優勝はほぼ動かなかった。


結局シングは12アンダーで優勝、ハウエルが10アンダーで続き、3位は7アンダーのトムズ、4位に6アンダーのケリー、5位はミッケルソンとデイヴィス・ラヴ3世が5アンダーで入った。ウッズは結局この日イーヴン・パーの70で、4アンダーで7位タイに終わった。







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全米プロ・ツアー選手権

2002年10月30-11月3日   ★★★

ジョージア州アトランタ、イースト・レイク・ゴルフ・クラブ

 
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