プレイオフズ第1戦、3日目を終わって12アンダーで首位はマット・クッチャーとゲアリ・ウッドランド、11アンダー、ケヴィン・チャペル、8アンダー、タイガー・ウッズとデイヴィッド・リンが続く。 

 

最終日は伸び悩むクッチャーとウッドランドをチャペルが追い抜き、13アンダーとなって後続に2打差つける。ウッズも一時首位に1打差まで詰め寄る。しかしチャペルは11番パー3でダブル・ボギー、ウッズも中盤ボギーが嵩んで後退。一時11アンダーにウッドランド、チャペル、アダム・スコット、ジャスティン・ローズの4人が並ぶ。 

 

スコットはいち早く11アンダーでレギュレイションを終え、ローズは18 番パー4でボギーで10アンダー。結局スコットに届きそうなのは最後の最後で持ち直して10アンダーで18番パー4を迎えたウッズとウッドランドの二人だけになったが、ウッズはフリンジからの20フィートのバーディ・パットを2インチ外し、ウッドランドの12フィートのバーディ・パットも僅かに左に反れ、 スコットが11アンダーで勝った。 

 

ローズ、ウッズ、ウッドランド、グレアム・デラエが10アンダーで続き、9アンダー6位にはフィル・ミッケルソン、D. A. ポインツ、ジム・フューリックの3人が入った。ウッズは4年前のリバティ・ナショナルでも、最終ホールでバーディ・パットを外してプレイオフを逃している。