ハリケーン・アイリーンの接近によって土曜までの54ホール・プレイとなった今年のバークレイズ、ハリケーンが来ることが最初からわかっているんだから、54ホールではなくて、朝早くからプレイすれば土曜に36ホール詰め込むことも可能なんじゃないか。開催地のニュー・ジャージーでは雨が降り出したのは土曜の午後遅くからだし、金曜中に第3ラウンドを始めることも可能だったろうに。ガキの遊びじゃないんだから、やはり72ホールやって勝者を決めて欲しい。


いずれにしてもこのところのぐずついた天気のため土壌が湿って柔らかく、絶好のスコアリング・コンディションとなった今年のバークレイズ、わりとロウ・スコアが続出する。最終日にはブレント・スネデカーが61というコース・レコードを出したり、54ホール・プレイというのに10アンダー以上のスコアのゴルファーが大勢いる。


その中で勝負は、ディフェンディング・チャンプのマット・クッチャーとダスティン・ジョンソンに早々と絞られる。しかしクッチャーが12番パー5、13番パー4と連続ボギーを叩いたことでジョンソンに2打のリードを許してしまい。後はジョンソンがその差を保ったまま逃げ切った。ジョンソンは19アンダーで優勝、クッチャーは17アンダー、16アンダー3位にスネデカーとヴィージェイ・シング、15アンダー5位にジョナサン・バードが入った。








 

ザ・バークレイズ   ★★1/2

2011年8月25日-8月27日、 ニュー・ジャージー州エディソン

プレインフィールド・カントリー・クラブ

 
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