3日目を終わって8アンダーで首位はケヴィン・ストリールマン。1打差7アンダーにヴィージェイ・シング、マイク・ウィアー、ポール・ケイシー、セルジオ・ガルシアと続く。ストリールマンの名は初耳だが、その後ろにはヴェテランが揃って隙をうかがっている。


最終日その中を伸びてきたのはケヴィン・サザーランドで、いち早く8アンダーでレギュレイションを終える。そこを17番パー5でバーディをとったシングとガルシアの二人が追いつき、サザーランド、シング、ガルシアの3人が8アンダーでプレイオフとなった。


18番パー4のプレイオフはサザーランドがティ・ショットを右に曲げ、第2打はグリーンそばのスタンスのとりにくいラフへ。第3打のチップはカップを大きく越える。一方、共に25フィートのバーディ・パットを残していたガルシアとシングは、まずガルシアがこれを沈め、勝負あったかと思った直後にシングもこれを沈める。二人が次のホールへ進み、サザーランドはここで脱落する。


プレイオフ第2ホール目の17番では、ガルシアがティ・ショットを引っ掛けて左ラフへ。第2打は今度はフェアウェイ右、木の後ろの難しい位置へ。フリー・ドロップ後の第3打はグリーンにショート、入れるつもりの第4打のチップは、カップrをかすめ3フィートに止まる。一方シングは完璧なティ・ショットをと第2打でイーグル・チャンス。2パットで優勝のシングはイーグル・パットをきれいに寄せ、タップ・イン・バーディでガルシアをうっちゃった。7アンダー4位にはマシュウ・ゴギン、ベン・カーティス、ストリールマンが入った。


ところでやっと北京五輪が終わった。オリンピックって面白いけど、朝から晩、夜中までやっているので、それを見ているとまるで他の仕事が進まず、大いに影響する。2週間あれば充分、これ以上はもういいと思っていた。それにしてもオープニングとクロージングのセレモニーを演出したチャン・イーモウ、すごい。今後、これほどの規模のセレモニーなんてどの国も不可能だろう。







< previous                                    HOME

 

ザ・バークレイズ

2008年8月21日-8月24日   ★★★

ニュージャージー州パラムス、リッジウッド・カントリー・クラブ

 
inserted by FC2 system