今年は5月ではなくマスターズ直後の開催となったテキサス・オープン、コロニアルやバイロン・ネルソンは従来通り5月なのに、テキサス・オープンだけ4月になって、東海岸を回った後またテキサスだ。どういう都合なんだろう。


勝負の方は3日目を終わって7アンダーで首位はブレンダン・スティール、6アンダー、キャメロン・トリンゲイル、5アンダー、ケヴィン・チャペル、ブラント・スネデカー、4アンダー、パット・ペレス、チャールズ・ハウエル3世、ディフェンディング・チャンプのアダム・スコットが続く。スコットは先週のマスターズでも優勝にもう一歩だった。


最終日はバック・ナインに入ってスティールとチャペルの争いになり、それにチャーリー・ホフマンが絡む。ホフマンは一足先に7アンダーでレギュレイションを終え、スティールとチャペルは共に8アンダーで首位を争う。しかし17番パー4でチャペルはセカンド・ショットがグリーンを外し、ボギー。


18番パー5はチャペルがティ・ショットをラフに入れたために刻んでいかざるを得なくなる。それを見たスティールも、2オンが狙える位置にいたのに安全に刻んでいく。しかし第3打は僅かにグリーン・オーヴァー、返しのチップも4フィート、オーヴァーする。しかしチャペルの第3打も僅かにグリーンをオーヴァーしており、第4打のチップは3フィート、ショート。スティールはパー・パットを慎重に沈めて通算8アンダーでツアー初優勝。7アンダー2位にチャペルとホフマン、6アンダー4位にスネデカー、5アンダー5位にトリンゲイル、ペレス、フレデリク・ヤコブソンが入った。








 

ヴァレロ・テキサス・オープン   ★★

2011年4月14日-4月17日、 テキサス州サン・アントニオ

TPCサン・アントニオ

 
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