今年からグレッグ・ノーマン・デザインの新コース、TPCサン・アントニオで開催されるテキサス・オープン、金曜が雨でウォッシュ・アウトで、土曜終了時点で36ホールの足切りを終えただけで、日曜に36ホールを詰め込むことになった。その時点での首位は7アンダーにマット・ジョーンズ、ブレット・ウェターリク、ジミー・ウォーカー、ジェイムズ・ニッティーズの4人、その下6アンダーにはJ.B. ホームズら6人が並ぶ。  

日曜午前の第3ラウンドではホームズが伸びて，第3ラウンドを終えた時点で12アンダーで首位にに立つ。しかしホームズは最終第4ラウンドの1番パー4でいきなりダブル・ボギーを叩き脱落。代わってアダム・スコットが首位に立つ。

スコットはその後も順調にスコアを伸ばし，一時は後続に4打差をつける。5−15フィート内外のパットが面白いように決まっていた。最終18番パー5だけ、6フィートのパー・パットを外し、フレデリック・ヤコブソンに1打差まで詰め寄られるがそこまで。スコットがほとんど危なげなく勝った。

スコットは14アンダーで優勝，ヤコブソン13アンダー、12アンダー3位にはアーロン・バッデリー，アーニー・エルス，ウォーカーの3人，11アンダー6位にはティム・ペトロヴィクとガース・マルロイが入った。スコットは一昨年のバイロン・ネルソン・チャンピオンシップ以来のツアー7勝目。