ターゲット・ワールド・チャレンジ

2005年12月8-11日   ★★★

カリフォルニア州サウザンド・オークス、シャーウッド・カントリー・クラブ

タイガー・ウッズと招待参加による世界のトップ・プロ15人、計16人で争われるエリート・ゴルフ・トーナメントの第7回目、3日目を終わった時点で首位はダレン・クラークの14アンダー。1打差13アンダーでマイケル・キャンベルとパドレイグ・ハリントン、11アンダーにケニー・ペリーが続く。ウッズはこのトーナメントの第1回で10位に終わった他はすべて優勝か2位でここまで来ているのだが、今回は3日目終了時点でクラークに11打差の3アンダーと、完全に圏外。


最終日はフロント・ナインを終わった時点ではクラーク、キャンベル、ハリントンの争いのように見えたが、まずキャンベルがずるずる後退し始め、ハリントンも最終18番パー4でダブル・ボギーを叩くなどして脱落する。これでクラークがしのいで終わりかと思っていたら、そのクラークにじりじりと詰め寄ったのがルーク・ドナルド。ドナルドはバック・ナインに入ってバーディ・ラッシュで差を詰め、16番パー5でバーディを奪って16アンダーとなり、クラークに追いつく。


ドナルドは16アンダーのままレギュレイションを終え、一方、クラークは16番でボギーを叩いてしまい、逆転。クラークはバーディをとらなければならない18番でもまたもやボギーで14アンダーまで後退、結局ドナルドに2打差つけられた。キャンベルとハリントンが12アンダーで3位を分け合い、11アンダー5位にペリーが入った。ウッズはこの日1オーヴァー73の通算2アンダーで、コリン・モンゴメリと並んで14位タイと、このトーナメントが始まって以来最も悪い記録。なかなか活躍した年でメイジャー2勝もした年にしては幕切れはいささかアンチ・クライマックス的だったか。





< previous                                    HOME

 
 
inserted by FC2 system