ターゲット・ワールド・チャレンジ

2004年12月9-12日   ★★★

カリフォルニア州サウザンド・オークス、シャーウッド・カントリー・クラブ

タイガー・ウッズと招待参加による世界のトップ・プロ15人、計16人で争われるエリート・ゴルフ・トーナメント、先週、今年は誰も投票を迷わなかったに違いないプレイヤー・オブ・ジ・イヤーに選ばれたばかりのヴィージェイ・シングも出ている。ところが、近頃やっとウッズの調子が回復する気配を見せ始め、初日ウッズとコリン・モンゴメリが4アンダーで首位に立つという展開になると、途端にシングが初日3オーヴァーと振るわない。本当の本当に、この二人って噛み合わない。


結局3日目を終わった時点で首位は13アンダーのモンゴメリ、2打差11アンダーにウッズ、ジム・フューリック、ジェイ・ハーズ、10アンダーにミゲル・エンゲル・ヒムネス、9アンダーにパドレイグ・ハリントンと続く。最終日はモンゴメリがスコアを伸ばせず、結局するするとモンゴメリを追い抜いたウッズとハリントンの争いになった。


しかしウッズ16アンダー、ハリントン15アンダーで迎えた16番パー5で、ハリントンは第2打をグリーン右の薮の中に打ち込み、ボギー。一方のウッズはグリーン左側の木の下で、こちらも第3打がグリーンに乗らなかったが、それでもパーを拾い、2打差となる。ハリントンは続く17番パー3でバーディを奪ってまた1打差にするも、18番パー4でティ・ショットを左ラフへ、川越えの第2打は冒険せず、安全策で刻んだが、第3打もグリーン右にラフへ入れ、結局ボギーでまた2打差となって勝負は決した。最終スコアはウッズ16アンダー、ハリントン14アンダー、モンゴメリとハーズが13アンダー、ヒムネス11アンダーだった。ウッズは先月のダンロップ・フェニックスに続いての優勝だが、ツアーと関係ないところがなあ。まあ、いずれにしても来シーズンはやっと復活したウッズが見れそうだ。ところで今年のスコアが例年に較べて悪く見えるのは、これまでパー5だったホールが一個パー4になったため、今年のシャーウッドはパー71で争われたためである。







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