土曜に中継を見るためにCBSにチャンネルを合わせたら、ABCの名物解説と言えるジム・マッケイの回顧みたいなものを流していて、これはもしかしたらマッケイ死んだかと思ったら、案の定最後に19xx-2008という表示が出る。どうやら往生したようだ。スポーツ・キャスターといえば、やはりマッケイとハワード・コゼルは一時代を画した両雄という感じがする。合掌。


ところでセント・ジュードは今年からスポンサーがフェデックスからファイナンシャルのスタンフォードになった。フェデックスはシーズン・スポンサーだけで手一杯なんだろう。


さて勝負の方は、3日目を終わって5アンダーで首位はティム・クラーク。3アンダー2位にトレヴァー・イメルマン、アレックス・チェッカ、ビル・ハース、ギャヴィン・コールズ、マーク・ターネサら5人が並ぶ。クラークは最後の5ホールを5アンダーで、いきなり視界外から首位浮上。プレイを映してもらえたのはいきなり首位に絡んだ18番をプレイしている時だった。


しかし最終日、TVをつけたらいきなりクラークの名前はリーダーボードから消えていて、3アンダーから1アンダーくらいの間に10人以上のゴルファーがひしめく混戦模様になっていた。その中で最もスコアを伸ばしたのは一時5アンダーまで行ったジャスティン・レナードだったが、レナードは17番パー4でボギーを叩いて一つスコアを落とす。結局そのレナードとロバート・アレンビー、そして16番パー5、17番パー4、18番パー4と最後の3ホールを3連続バーディで追いついたイメルマンの3人のプレイオフになった。レナードはレギュレイションの最後の18番で入れ頃のバーディ・パットがあったが、惜しくも外した。


18番でのプレイオフは3人ともパーで上がり、続くプレイオフ2ホール目の11番パー3では、アレンビー20フィート、レナード15フィート、イメルマン10フィートにつける。まずアレンビーがバーディ・パットを外した後、レナードは完璧なパットでバーディ。イメルマンは10フィートを外し、レナードが2005年以来セント・ジュード2勝目のマルチプル・ウィナーになった。3アンダー4位にはセルジオ・ガルシア、パドレイグ・ハリントン、ブー・ウィークリー、チェッカの4人が入った。







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スタンフォード・セント・ジュード・チャンピオンシップ

2008年6月5日-6月8日   ★★★

テネシー州メンフィス、TPCサウスウィンド

 
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