ソニー・オープン

2008年1月10日-1月13日   ★★

ハワイ州ホノルル、ワイアラエ・カントリー・クラブ

今年のソニー・オープンはついに男子ツアー予選通過を諦めたかミシェル・ウィーが出場を見合わせ、昨年話題を独占したタッド・フジカワも予選落ち。それ以前に3年連続で優勝に絡んで勝負を盛り上げたアーニー・エルスもいない。その中を初日からずっと首位で最終日に挑むのは、15アンダーのK. J.・チョイ。11アンダーでティム・ウィルキンソン、10アンダーにスティーヴ・マリノとケヴィン・ナーが続く。近年勝負強さが身についてきたチョイ相手に4打差をひっくり返すのは無理っぽいがどうなるか。


最終日はハワイ特有の貿易風が吹いたため、ほとんど誰もスコアを伸ばせない。それはチョイも例外ではなく、3日目までとは打って変わって我慢のゴルフ。それでもインで1ボギー、ノー・バーディ、アウトでもボギーを叩いて二つスコアを落とす。そこに到達できるのは2打差で後を追うロリ・サバティーニだけになる。


サバティーニはしかし、15番パー4で第2打をバンカーに入れてボギー、17番パー3では10フィートのバーディ・パットを外し、最低でもバーディは奪っておきたい18番パー5でもパー上がりで、結局この日2アンダー68、通算11アンダーでレギュレイションを終える。一方のチョイはこの日最初のバーディを18番で奪い、結局この日1オーヴァー71、通算14アンダーで、サバティーニに3打差をつけて勝った。10アンダー3位にはジェリー・ケリー、8アンダー4位にはスティーヴ・ストリッカー、パット・ペレス、マリノ、ナーの4人が入った。






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