こんなのがあるなんてまったく知らなかったロイヤル・トロフィー、実は2006年から開催されている。考えたらアメリカ対ヨーロッパのライダー・カップ、アメリカ対インターナショナルのプレジデンツ・カップがあるのだから、ヨーロッパ対アジアなんていう勝負があってもおかしくはない。しかしアメリカが関係ないロイヤル・トロフィーは、アメリカではまったくと言っていいほど報道されず、私も今回たまたまPGAのトーナメントを全部録るよう設定してあったDVRが録画していたおかげで、こんなのがあったのかと初めて知った。勝負は初日フォーサム4マッチ、2日目フォーボール4マッチ、最終日シングルス8マッチが行われる。
とはいえヨーロッパ代表とはいってもマキロイもマクドウェルもポールターもステンソンもローズもいないし、これでは注目されなくてもしょうがない。
それでも最終日のシングルス、アジアが7-3で圧倒的にリードしていながら最後の6マッチでヨーロッパに5敗1分けと追いつかれて、8 1/2-7 1/2とうっちゃられて負けた展開はそこそこ面白く、ついつい見てしまった。ヨーロッパがもうちょっと本気になって一線級のゴルファーを出してくればもっと面白くなるかと思うが、そうすると大差になりすぎてよけいつまらなくなってしまったりするだろうか。