コングレッショナルとロバート・トレント・コースと交互開催かと思っていたナショナル、今年はTPCポトマックとまた場所が替わる。タイガー・ウッズの転落となんか関係があるのか。 

 

勝負の方は3日目を終わって7アンダーで首位はデイヴィッド・リングマース。6アンダー、ダニエル・サマーヘイズ、5アンダー、スペンサー・レヴィン、4アンダー、カーティス・ラック、サン・カン、ジオフ・オグルヴィと続く。全米よりハイ・スコアだな、そんなにコースが難しいのか。 

 

最終日、TVをつけると上位に絡んでいるのが、それまで出ていることすら知らなかったリッキー・ファウラー。これはもしかしてもしかするかもと思わせといて、リーチャブルの14番パー4でティ・ショットを池に落としてダブル・ボギー、自らチャンスの芽を摘む。結局勝負はこの日安定してスコアを伸ばしたカイル・スタンリーとチャールズ・ハウエル3世が共に7アンダーで、二人のプレイオフとなった。 

 

18番でのプレイオフは二人共第2打をグリーンに乗せることができず、ハウエルの第3打は10フィート、ショート、一方のスタンリーは4フィート、オーヴァー。ハウエルがパー・パットを右に外した後、スタンリーは4フィートを沈め、パー、スタンリーが勝った。 

 

ファウラーとマーティン・レアードが5アンダーで3位、4アンダー5位にベン・マーティン、マーク・リーシュマン、キーガン・ブラッドリー、ジェイソン・ワグナー、カン、レヴィン、ラック、リングマースの8人が入った。3日目までの上位陣がこんなに全員総崩れというのも珍しい。それにしてもファウラーは、一人で盛り上げて一人で盛り下げて、ますますプレイ・スタイルがフィル・ミッケルソンに似てきた。











 

クイッケン・ローンズ・ナショナル  ★★★

2017年6月29日-7月2日、 メリーランド州ポトマック

TPCポトマック

 
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