昨年は開催時期も場所も違ったナショナル、今年はまたコングレッショナルに帰ってきた。ロバート・トレント・コースと交互に開催ということにでもなっていたのか。 

 

勝負の方は3日目終了時点で15アンダーで首位はビリー・ハーリー3世。13アンダー2位にアーニー・エルス、12アンダー、ジョン・ラーム、10アンダー、ビル・ハーズ、ウェブ・シンプソン、8アンダー、ハロルド・ヴァーナー3世とヴィージェイ・シングが続く。それにしてもエルスとシングか。さらにラームが勝てばプロ・デビューで初優勝と、タイガー・ウッズもなし得なかった大記録だ。ハーリーもツアー初優勝がかかる。 

 

最終日はハーリーにエルス、ラーム、シング、ハーズが絡み、特にラームは一打差まで迫るが、ハーリーは15番パー4でまさかの60フィート・チップを決め、16番パー5でもバーディを奪う。結局ハーリーは17アンダーでツアー初優勝。14アンダー2位にシング、13アンダー3位にラームとハーズ、12アンダー5位にエルスが入った。コースにはもちろんトーナメント・オナーのウッズも来ており、中継のCBSのジム・ナンツとだいぶ話を交わしていたが、近々の復帰の可能性はなさそうだった。 











 

クイッケン・ローンズ・ナショナル   ★★1/2

2016年6月23日-6月26日、 メリーランド州ベセスダ

コングレッショナル・カントリー・クラブ

 
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