3日目終了時点で10アンダーで首位はクリス・カーク、9アンダーでビル・ハーズ、ベン・マーティン、ケヴィン・キスナー続く。


最終日は好調のセルジオ・ガルシアが11アンダーまで伸びて一時後続に2打差つける。それに追いついたのが、15番パー4をバーディ、16番パー5をイーグル、17番パー3をバーディのリッキー・ファウラー。ガルシアが14番パー4をボギーでついにファウラーが単独首位に立つ。ファウラーはさらに18番パー4もバーディで、12アンダーでレギュレイションを終える。最後の4ホールがバーディ、イーグル、バーディ、バーディという強烈なフィニッシュ。いつぞやフレッド・カップルスが16番17番とイーグル、バーディで逆転優勝したのを見た記憶があるが、それを上回る新記録だ。


しかしガルシアも16番17番と連続バーディで12アンダー、再び首位に並んでレギュレイションを終える。マーティンも17番をバーディで12アンダー、キスナーも続いて17番をバーディで12アンダー。しかしマーティンは18番でティ・ショットを右に曲げボギーで脱落。12フィートのパットを入れれば優勝のキスナーのバーディ・パットはわずかに右に逸れ、ファウラー、ガルシア、キスナーの3人によるプレイオフとなった。


16番、17番、18番の3ホールのプレイオフは、16番は3人ともティ・ショットがフェアウェイを外してパー、17番はファウラーとキスナーがバーディ、 18番は3人ともパーで、まずガルシアが脱落する。ファウラーとキスナーのサドン・デスとなった17番では、またもやファウラーがティ・ショットをカップまで4フィートに つけバーディ、ついにキスナーをうっちゃって勝った。11アンダー4位にはマーティンとハーズが入った。誰が勝つか最後の最後までまったくわからなかった。












 

プレイヤーズ・チャンピオンシップ   ★★★★

2015年5月7日-5月10日、フロリダ州ポンテ・ヴェドラ・ビーチ
TPCアット・ソウグラス

 
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