3日目を終わって12アンダーで首位はマーティン・カイマーとジョーダン・スピース。9アンダー、ジョン・センデン、セルジオ・ガルシア、8アンダー、マット・ジョーンズ、ジョージ・マクニール、ゲアリ・ウッドランドと続く。


最終日は4番パー4でスピースがバーディを奪って、ついにスピースが13アンダーのカイマーを抑えて14アンダーで単独首位に立つ。しかしスピースは続く5番パー4をボギー、その後もボギーが嵩んで沈んでいく。一方のカイマーは崩れず、15アンダーまでスコアを伸ばし、このまま行くかと思われた。


しかしそのカイマーも15番パー4でティ・ショットを引っかけて林の中に打ち込み、このホール、ダブル・ボギー、13アンダーで、12アンダーでレギュレイションを終えているジム・フューリックに1打差で17番パー3のアイランド・グリーンを迎える。


そのティ・ショットは池をクリアしたものの、ラフに落ちて前方に大きくバウンド、そしてなんでこんなバック・スピン? と思われるバック・スピンでグリーンを転がり落ち、あわや池ぽちゃという寸前で芝に引っかかって止まった。カイマーは一瞬心臓が止まっただろう。


続く第2打はグリーン中央の山を越えることができず、下りの30フィートのパットを残して止まる。これでボギー、もしかしたらそこから3パットのダブル・ボギーならフューリックの逆転優勝だ。


と思っていたら、カイマーはその超難しいパットを沈めてパーで上がる。カイマーは続く18番パー4もパーで上がって、13アンダーで勝った。フューリックが12アンダー、ガルシア11アンダー、スピースとジャスティン・ローズが10アンダーで4位に入った。17番のカイマーのあのパットがすべてだった。











 

プレイヤーズ・チャンピオンシップ   ★★★

2014年5月9日-5月11日、フロリダ州ポンテ・ヴェドラ・ビーチ
TPCアット・ソウグラス

 
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