3日目終了時点で首位は7アンダーのポール・ゴイドス、1打差6アンダーにケニー・ペリー、4アンダー、セルジオ・ガルシア、2アンダーにフィル・ミッケルソン、バーンハルト・ランガー、ジェフ・クイニーの3人が続く。


最終日はゴイドスが崩れそうになりながらも要所要所でロング・パットやクラッチ・パットを決める。特に10番パー4でグリーン手前深いラフからのカップまで30ヤードの第3打は、そのままカップに吸い込まれるまさかのバーディとなって一人6アンダー、直後に同パーティのペリーがボギーで、これでペリー、ガルシア、ブライニー・バードの3人が3打差3アンダーで2位争い。ゴイドスはツキもあり、これで勝負あったかに思われた。


しかしこの中からガルシアがバック・ナインでロング・パットを決めるなどしてしぶとく粘る。さらにクイニーも徐々に差を詰め、ゴイドスが15番パー4でボギーを叩いてガルシアと共に5アンダー、クイニーが16番パー5でバーディで、3人が5アンダーで並ぶ。しかしゴイドスは16番でバーディを奪い単独6アンダーとまたリード。一方クイニーは18番パー4でボギーでまず脱落、ガルシアは5フィートのパー・パットを沈め、ゴイドスを待つ。ゴイドスは7フィートのパー・パットを外し、ゴイドスとガルシアが共に5アンダーでプレイオフとなった。


ソウグラスのシグニチュア・ホール、アイランド・グリーンの17番パー3でのプレイオフは、先に打ったゴイドスのボールがグリーンに届かず池ポチャ。一方のガルシアのボールはきれいにスロープにも乗ってカップまで3フィートにつけ、勝負あった。ガルシアはこのパットを外すがパーで上がり、ツアー7勝目を上げた。4アンダー3位がクイニー、1アンダー4位にバード、イーヴン・パー5位にスティーヴン・エイムスが入った。






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プレイヤーズ・チャンピオンシップ

2008年5月8日-5月11日   ★★★1/2

フロリダ州ポンテ・ヴェドラ・ビーチ、TPCアット・ソウグラス

 
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