折り返し地点で4アンダーで首位はタイガー・ウッズ、ヴィージェイ・シング、カール・ペーターゼンの3人。3アンダーでイアン・ポールター、2アンダー、ロリ・マキロイ、ジェイミー・ドナルドソンが続く。2日目はリンクス・コースらしい風が吹き、平均スコアが78以上というPGAチャンピオンシップで最もハイ・スコアとなった。

3日目は上位陣でほとんどウッズだけが大きくスコアを落とす。まあ、またそうなるんじゃないかと思ったよ。途中雨天順延で最終組のウッズは7ホールしか終わってないのにこの日3オーヴァー、通算1アンダーで、6アンダーで暫定1位のシングとマキロイに5打差。5アンダー、アダム・スコット、4アンダー、ペーターゼン、3アンダー、トレヴァー・イメルマン、ボー・ヴァン・ペルトと続く。

日曜午前の第3ラウンド残りを終わった時点で首位は7アンダーのマキロイ。4アンダーでペーターゼン、3アンダー、スコット、ペルト、イメルマン、2アンダー、ウッズ、シング、スティーヴ・ストリッカー、ピーター・ハンソンが続く。

マキロイは午後も好調で後続との差は開くばかり。結局最終ラウンドも6アンダー66で、終わってみれば5アンダーで2位のデイヴィッド・リンにPGAチャンピオンシップ最多の8打差をつける圧勝。これでやっとメイジャーも初勝利ばかりじゃないゴルファーになって、本格的にマキロイの時代の到来を予感させる。

4アンダー3位にはキーガン・ブラッドリー、ジャスティン・ローズ、ペーターゼン、ポールター、3アンダー7位にストリッカー、ハンソン、ブレイク・アダムズ、ジェイミー・ロナルドソンの４人が入った。ところでペーターゼンは、つい最近までは皆ペーターゼンと呼んでいたのに、市民権を得てアメリカ人になったとかで、いつの間にかピーターソンと呼ばれるようになっていた。昔は確かスペルもPetterssonではなく、Petersenだったように記憶しているんだが。