ノーザン・トラスト・オープン   ★★★

2013年2月14日-2月17日、カリフォルニア州ロサンジェルス

リヴィエラ・カントリー・クラブ

3日目を終わって12アンダーで首位は昨年、このトーナメントを劇的に制したビル・ハーズ。9アンダー、シャール・シュワーツェル、ウェブ・シンプソン、8アンダー、ルーク・ドナルド、フレデリク・ヤコブソンと続く。 

 

ハーズは最終日も途中まではクラッチ・パットを沈めるなど3打差を維持するが、中盤いきなり崩れ出す。その隙を突いてまずメリックが11アンダーでハーズに並び、さらに12アンダーとなって単独首位、一時後続に2打差つける。しかしスコアを一打落として11アンダーとなり、そこにメイハンが追いつく。 

 

しかしメイハンも脱落、勝負は依然として混戦模様で、18番パー4でチャーリー・ベルジャンがバーディをもぎ取って11アンダー、ヤコブソンも11アンダーで首位に並ぶ。しかしヤコブソンは18番で3フィートのパー・パットを引っかけてボギー。メリックはパーで首位タイを死守、他に唯一11アンダーに届く機会のあったシュワーツェルは18番で20フィートのバーディ・パットを外し、結局メリックとベルジャンのプレイオフになった。 

 

18番のプレイオフはベルジャンが5フィートの外し頃のパー・パットを沈め、メリック、ベルジャン、共にパー。プレイオフ2ホール目の10番パー4では、刻んでいくメリックに対し、ワン・オン狙いのベルジャンはティ・ショットを左に曲げ、第2打もグリーンに乗らない。フリンジからのパットはまた外し頃の5フィートのパー・パットを残す。 

 

一方のメリックは定石通りの2オン2パットで危なげなく先にホール・アウト。しかしベルジャンのパー・パットは今度はカップの左をかすめ、メリックがツアー初優勝。10アンダー3位はハーズ、シュワーツェル、ヤコブソン、9アンダー6位にシンプソン・ティーターが入った。









 
 
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