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Nighthawks at Flatiron

ナイトホークス・アット・フラットアイアン

2013年9月

上が本物。下がほぼ同じ寸法で製作されたインスタレーション。そっくり。

現在、NYの近代美術館ホイットニー美術館がホッパー展を開催中なのだが、それに合わせて「ナイトホークス」を3Dインスタレーションとして実物大で製作、展示会をプロモートした。アメリカ近代美術を代表する画家の一人エドワード・ホッパーの代表作の一つ「ナイトホークス (Nighthawks)」は、映画好きにとって、なによりもケーブルのクラシック映画専門チャンネルのTCMが同様の手法で製作した、映画を放送する前のチャンネル・ティーザーでお馴染みだ。「ナイトホークス」を見ると、反射的にクラシック映画を見たいような気持ちになるのは、完全にTCMの術中にはまっていると言える。


いずれにしても、そのインスタレーションがうちのオフィスの近くのフラットアイアン・ビルで披露されているというので、早速行ってきた。実はフラットアイアン・ビルの1階は、実際に「ナイトホークス」に描かれているレストランと感じが似ており、ほぼ完璧に模写できていた。これを思いついた奴はなかなか鋭い。

後ろから見たところ。人物はハリボテなのだった。

TCMのチャンネル・ティーザー。最後の数秒に注目。

 
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