NEC招待

2004年8月19-22日   ★★

オハイオ州アクロン、ファイアストーン・カントリー・クラブ

3日目終了時点で11アンダーで首位はスチュワート・シンク。そのすぐ下は5打差6アンダーのデイヴィッド・トムズ、タイガー・ウッズと、ちょっと差がつき過ぎという感じはしないでもない。それにしてもシンクは、ライダー・カップにキャプテンのピックで選ばれた途端にこの活躍で、今回のキャプテンのハル・サットンも鼻高々といったところか。一方、もう一人のキャプテン・ピックのジェイ・ハーズは振るわず、成績としては下から2番目に終わり、少しライダー・カップに不安を残した。ま、ヴェテランだから、本番にはうまく調整してくるとは思うが。


最終日は、スコアを伸ばせないシンクに、ロリ・サバティーニが8アンダーとなって2打差まで詰め寄ったところが一応は最大の見せ場で、はっきり言ってシンクの優勝は最初から最後まで揺らがなかった。ウッズはなあ、特に3日目なんかティ・ショットがフェアウェイをキープしたのがたったの4ホールだけというぶれ具合で、しかし、それでもイーヴン・パーの70にまとめたことを偉いと誉めるべきか。17番パー4のティ・ショットなんか、得意の2アイアンがフェアウェイを50ヤードは右に外していた。


シンクは最終日、イーヴン・パーの70で、通算11アンダーで優勝。4打差7アンダーで2位はウッズとサバティーニ、6アンダー4位には、デイヴィス・ラヴ3世とエンゲル・カブレラが入った。これでシンクは今季、MCIヘリテイジに続き2勝目。







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