昨年優勝のデイヴィッド・トムスが今回も安定したゴルフを見せ、昨年に引き続きバック・トゥ・バックでこのトーナメント2連勝。最終日、トムスの直前のパーティでプレイしていたカーク・トリプレットが17番パー3でバーディをとって14アンダーとなり、その直後、首位を走るトムスが同じ17番でボギーを叩き、15アンダーとなってトリプレットと1打差となった時は少しは面白くなるかなと思ったが、ちょっとでも盛り上がったのはその時だけで、結局、二人共18番パー4はパーで上がってトムスの優勝が決まった。トムスはこれで今年、コンパック・クラシック、全米プロに続いての3勝目で、タイガー・ウッズに続く最多勝である。彼は今年のライダー・カップ、やりたかっただろうなあ。